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  • アメリカ対イランの後に起きること。

    アメリカ対イランの後に起きること。

    私はAIリサーチャーを目指しているコバルトです。今回はある動画をもとにして世界の今後を考えてみたいと思います。
    今回はThe Diary Of A CEOというユーチューブチャンネルで公開された著名な地政学者ジャン教授の話をまとめました。彼は現在の地政学からこのような可能性を指摘しています。


    この動画は、地政学者である江(Jiang)教授が、アメリカ帝国の衰退、中東や東アジアで勃発する戦争、そしてそれらが第三次世界大戦へと発展していくシナリオを、チェスや地図を用いて分かりやすく予測・解説した刺激的な対談での内容です。

    動画の主要なポイントを、いくつかのテーマに分けて解説します。


    • ドルの覇権(ペトロダラー)の防衛: アメリカ帝国の基盤は、世界のエネルギー取引が米ドルで行われる「ペトロダラー・システム」にあります。しかし、2022年のロシアによるウクライナ侵攻の際、米国がロシアに対して行ったSWIFT(国際決済ネットワーク)からの排除や資産凍結は、ドルが保つべき「政治的中立性」という前提を自ら壊してしまいました。
    • ユーラシア同盟の台頭: これにより、ロシア、中国、イランが急接近し、ゴールドを取引媒体とした新たな貿易ブロック(BRICS)やユーラシア鉄道網を構築して、米国の海上覇権を回避しようとしています。米国はドルの覇権と帝国を維持するため、この動きを力で阻止すべく、イランへの侵攻を選択せざるを得なくなったと教授は指摘します。

    • 地形と戦略の過小評価: トランプ大統領は、指導部を暗殺(斬首作戦)すればイランはすぐに降伏すると考えていました。しかし、平坦な砂漠であるイラクとは異なり、イランは険しい山岳地帯からなる「要塞」です。
    • 消耗戦とホルムズ海峡の閉鎖: イランは山の中に地下ミサイル基地や兵器を隠し、ゲリラ的な消耗戦を展開しています。さらに、世界のエネルギーの20%が通過する「ホルムズ海峡」を実質的に閉鎖(通航する船への脅迫により保険会社が保険引受を拒否するように仕向ける)し、世界経済に大打撃を与えて米国に反撃しています。
    • 「モザイク戦略」による分散抵抗: イラン軍(特にIRGC:イスラム革命防衛隊)は、国内31の州に自律的な指揮系統を分散させた「モザイク戦略」をとっています。米国の高度な監視技術で中央の指導部が叩かれても、各地の軍が独自に戦闘を継続できるため、戦争は長期化します。

    • ロシア・中国の介入: 米国はイランを経済的に封鎖するため、ロシアの制裁逃れタンカー(シャドーフリート)の拿捕を進めていますが、これは事実上の戦争行為です。ロシアは、南方の安全保障(イランが占領されると自国の南部国境が露出する)や自国のユーラシア貿易ルートを守るため、イランを救うべく参戦せざるを得なくなります。
    • 支援の具体策: ロシアはイランを自国の「核の傘」に入れて米・イスラエルによる戦術核の使用を防ぎ、中国も巻き込んでカスピ海や鉄道網経由でテヘランに資金や資源を補給し続けます。これにより、戦火は世界規模に拡大します。

    • トランプの「3期目」と米国の内戦: トランプは2028年の選挙で、息子のドン・ジュニアなどを大統領候補に立てて自身は副大統領として出馬し、当選後に相手を辞任させて自分が大統領に昇格するという憲法の抜け穴を使うか、あるいは戦争による非常事態権限で選挙を延期し、実質的な3期目の長期政権を狙うと予測されています。また、米国内の深刻な政治的二極化は内戦を誘発するとされています。
    • 米国の徴兵制自動登録: イランという「終わらない戦争(Forever War)」に大量の地上軍を送り込むため、米国では18〜24歳の男性が自動的に徴兵システムに登録されるようになります。
    • AI市民監視国家の到来: デジタルIDとデジタル通貨(CBDC)の導入により、政府が個人のオンライン行動や全ての金融取引を監視・制御する、中国のような「AI監視社会」が西側諸国にも到来します。
    • 東アジアの衝突と北朝鮮の恐喝: 台湾有事の際、日本は海上交通路(シーレーン)を中国に抑えられるのを防ぐため、参戦せざるを得なくなります。また、米国が中東に防衛兵器(THAADなど)を移動させて東アジアの手が薄くなった隙に、北朝鮮がソウルへの砲撃を人質にして韓国から「恐喝(賄賂)」で金を巻き上げるようになります。
    • 「大イスラエル計画」とオデッサ争奪戦: 米国が中東から撤退した後、イスラエルが周辺国(サウジ、エジプト、トルコの一部などを含む広大な領域)を征服・吸収しようとします。また、ウクライナではロシアが黒海の制海権と世界の穀物供給の3分の1を握るために、港湾都市オデッサの領有をめぐってNATOと激しく衝突します。

    5. 「プラトンの洞窟」とアメリカ帝国の崩壊を生き抜く智慧

    • 「影」としての現実: 教授はプラトンの「洞窟の比喩」を引き合いに出し、私たちが信じている法律、価値観、国際機関などは、金融エリートやプライベートバンカーといった「火を操る者たち(ゲームマスター)」が投影した「壁の上の影」に過ぎないと語ります。この精巧で壊れやすい帝国システムは、過剰な債務と汚職により、今後5〜10年で崩壊する可能性が極めて高いとされています。
    • 私たちが取るべき生存戦略: 巨大な戦争や帝国の崩壊を個人の力で止めることはできません。しかし、私たちは皆「意識の断片(フラクタル)」です。ブラックアウトやインフラ崩壊などの危機に直面した時、近隣住民と手を取り合い、コミュニティを形成して互いに助け合うことこそが、新しい、そしてより良い社会を築くための唯一の希望であり、私たちが取るべき行動であると教授は強く説いています。


    内容は極めて切迫したものですが、ただしこれは100%現実化するであろう事とは言い切れません。今後も私の考えも含めて伝えていきたいと思います。テーマは固定していませんが、読んで利のある内容を心掛けたいと思います。